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小ネタシリーズ10 藍染と一護のホストな日常・節分編4

 あはは、節分四日目ぇ~‥‥‥‥‥‥。

 それでは、藍染と一護が勤勉?にお仕事している姿をお楽しみ下さい。


 藍染と一護のホストな日常・節分編4

 藍染 一護 貴子 裕子 綾子 和子 明日香 彩音



 貴子達の待つテーブルに、藍染と一護が到着すると、まず貴子が二人に話し掛ける。

「白哉様‥‥恋次君‥‥ごめんねぇー‥‥若い子達と‥‥会話していたのに‥‥‥‥」

 思ってもいないことをシャーシャーと言う貴子に、藍染は微笑んで答える。

「ボクにとって、あの二人は‥‥お嬢さん‥‥というよりは‥‥新しい傘をもらって‥‥跳び跳ねているお嬢ちゃん以下だからねぇー‥‥あのくらいの歳だと‥‥」

 暗に、あのくらいの年齢の女性は、女じゃないと言う藍染に貴子達は笑いさざめく。

「そうねぇ~数百年?生きている白哉様ですものねぇー‥‥‥‥」

「確かに‥‥おしめのとれたばかりの‥‥お嬢ちゃんじゃ‥‥くすくす‥‥」

 藍染のセリフにひとしきり笑った貴子が、店の従業員に手をふる。

「シャンペンタワーをしたいのねっ」

 貴子の言葉に頷いて、明日香が言う。

「それと、白哉様のお好きなお酒をぜぇーんぶ持ってきて‥‥‥‥」

 続けて、一護を贔屓にしている綾子が笑って注文する。

「勿論、極上のワインとぉ‥恋次君の好きな日本酒もね」

 三人の注文に軽く頷いてから、一護がにっこり笑って高らかに言う。

「ドンペリタワー入りました」

 その声に応えて、あちこちのテーブルに着いているホスト達も言う。

「ドンペリタワー入りました」

 貴子達と一護達だけでは、勿論、飲みきれないので、他のテーブルに着いているホスト達がお相伴と称して呑みに来る為である。

 そして、各々名刺を置いて貴子達に挨拶するのである。

 藍染と一護は、店の売り上げナンバーワンコンビなので、何時も貴子達の相手が出来るわけでは無いので、代用品?代替?として指名されるように、オーナーからシャンペンタワーが入った時は、必ず顔を出すようにと指示されているからだった。

 そのオーナーの指示の結果、シャンペンタワーを注文すると、店中のホストが入れ替わり立ち代り挨拶に来るので、とぉーっても楽しいという状態になれるのだ。

 要するに、他の客の嫉妬と羨望の視線を浴びれるので、貴子達は優越感で楽しい気分になれるので‥‥来店した時は、いつも‥‥シャンペンタワーを注文するのであった。

 だから、交代で注文を出せるように複数で来るのである。

 それは、唯達も同じであった。

 ついでに、洋服や時計や車などは、一護が嫌がるので誰も送れない(貢ぐげない)ので、そのくらいは余裕があったので‥‥‥‥。

 車は免許を持っていないから、運転できないので‥‥‥‥と断る。

 時計などは、多機能で丈夫なGショックが好きだからと断る。

 洋服は、自分の好みで選ぶのも楽しいからと断る。

 かなぁ~り、ホストしては冷たい一護と藍染だった。

 だから、今回の節分に純金の金棒を貢げるのは‥‥貴子達にとって‥‥とぉーっても楽しいことだったりする。

 シャンペンタワーの設置が済むまでの間に、綾子が一護に話し掛ける。

「恋次君、アタシ達は、節分イベントに参加できないかもしれないから‥‥‥‥」

「仕事‥‥‥そんなに忙しい?」

「ううん‥‥節分に生まれた、伯母の誕生日パーティーがあるから‥‥」

「そうなんだぁー‥‥招待状の用意や会場の手配、その上で招待客の接待‥‥大変そうですね」

「それで、アタシ達も招待されているから‥‥‥‥」

「そうですかぁー‥‥寂しいなぁ‥‥」

「だから、アタシ達が、用意した金棒と豆を今日、受け取って欲しいの」

節分イベント、当日に、参加できない人間用に、オーナーが売ってくれたのよ」

「えっ‥‥そう‥‥なんですかぁー‥‥嬉しいなぁ‥‥ありがとうございます」

 綾子達が差し出す、純金の金棒と純金製の豆を一護は爽やかに笑って受け取った。

「白哉様、アタシも招待されているから‥‥‥これを‥」

「ありがとう」

 貴子達が、差し出す純金製の金棒と純金製の豆を、藍染はにっこりと笑って(営業スマイル)受け取った。

 そして、シャンペンタワーのグラスを、藍染と一護は、貴子達に、にっこり笑って差し出す。

 グラスを受け取った貴子達は、晴れやかに笑って飲み干した。

 ご機嫌になった貴子達に、挨拶して藍染と一護は、唯達の待つテーブルへと戻るのだった。

 その頃、唯達は、節分の日に金棒を買う話で盛り上がっていた。

 実は、イベント当日に金棒を買おうとすると、かなり混雑して大変なのである。

 それを知っている常連客は、イベント前に金棒を購入してお気に入りのホストに渡すのが通とされていた。

 ただし、事前に購入できるのは、オーナーに極上の常連客と認められている者だけの特権だったりする。

 そして、当日は、お気に入りのホストを指名して、混雑する中を必死で、金棒を買い求めるライバルを眺めながら、ゆったりとお酒を飲むのである。

 それを知っている貴子達に、唯達が敵う筈も無く。

 当日に、地団駄を踏むのは確かなことであろう。


 本当はイベント当日の様子も書きたかったんですが、それだと節分に間に合わないと思ったのでここまでにしました‥‥‥‥ごめんなさい。


 それと、登場人物の貴子達や唯達が、一護と藍染にモノを貢ぎたがると書きましたが、それにはもとになるネタがあったのです。

 ラズ&デューは、以前、池袋駅構内で、こんな会話を耳にしたことがありました。

「ねぇーAちゃん、Aちゃんが、この前買った、服さぁー‥‥○○選手‥‥着てたね」

「うん‥‥でも‥‥」

「でも?‥‥嬉しくないの?‥‥」

「だって‥‥もう‥‥二回もあのスーツ着てるの見たんだよぉー」

「良かったじゃん」

「違うの‥‥他に‥‥スーツ上げる人いなかったのかなぁー‥‥それとも‥‥意外と‥‥‥‥○んぼーなのかなぁー‥‥って‥‥なんか‥‥がっかりぃー‥‥」

 この後の会話は聞けませんでしたが‥‥‥‥あまりに印象的だったので‥‥‥‥。

 こういう(オトコの人に貢ぎたい、実際に貢ぐ)人も実際に居るんだなぁーと思ったことを元に書いたお話しでした。


 また、機会がありましたら、今度は本の形にして発行したいなぁ‥‥‥‥。

 では、今日はこの辺で、また、明日。ラズ&デュー

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小ネタシリーズ10 藍染と一護のホストな日常・節分編3

 あはは、節分三日目ぇ~‥‥‥あと何日で終わるかなぁ~‥‥‥‥。

 それでは、藍染と一護が勤勉?にお仕事している姿をお楽しみ下さい。

   金蓮 銀蓮 和也 健太


 藍染と一護のホストな日常・節分編3


 愛と唯、金蓮と銀蓮の四人は、白哉(藍染)と恋次(一護)の後姿に、残念そうに切なげな溜め息を吐いていた。

 二人が居なくなったテーブルには、入れ替わりに、一護の弟分となった和也と健太が四人に挨拶して座った。

 が、四人は頷いただけで声を掛けることも無かった。

 そして、一護達が向かったテーブルに居るオンナ達をジッと見詰めてから、和也と健太を無視して、勝手に会話を始める。

 むっとした顔で、舌打ちしながら愛が言う。

「ちっ‥‥あの‥おばさん達かぁ‥アタシ達より遥かにお金を使えるもんねぇ」

 親指の爪をイライラと齧りながら唯が呟く。

「でも、おばさんだし‥‥‥‥」

 そんな二人の会話に乗らずに、金蓮はポツリと本音を言う。

「白哉様を独り占めしたい‥‥‥‥」

 金蓮に続いて、双子の妹の銀蓮が呟く。

「いくらお金が掛かってもイイから‥‥‥‥‥」

「悔しいけど、恋次君の売り上げなんだから‥ガマンよね‥‥」

「そうね‥‥売り上げの為のサイフだもんね‥‥」

 ブツブツと貴子達に文句を言っている四人に、そっと和也が話し掛ける。

「恋次さんや白哉さんの売り上げに貢献できて‥‥二人に‥‥公然と貢げる方法がありますけど」

 その言葉に、四人はクルッと和也を振り返る。

 そして、ギラギラした瞳で和也を見詰める。

 その迫力にひびって声が出ない和也に代わって、健太が内心ちょー引き攣りつつも、頑張って営業スマイルを浮かべながら答える。

「うちの店では‥‥節分に‥‥純金で出来た豆と、純金で出来た金棒をお気に入りのホストに送るってイベントがあるんですけどぉ‥‥‥‥」

 健太はその女達の瞳の強気にビビッて途中で言いよどむ。

 が、そんなこと一切気にしない女達は頭を傾げながらも、嬉しそうに言い合う。

「えっ‥‥純金の豆を売る?‥‥節分のイベント?」

「ってぇーことはぁ~‥白哉様にぃ‥純金の金棒を送ってもイイの?」

 言い合う女達に、気を取り直した和也が、にっこりと笑って説明を始める。

「はい、でもそれは、オーナーが特注して作った純金で出来た豆や金棒です。それを店内のあちらのブースで買えるんです‥‥」

 と、言って、今は閉まって厚いカーテンで覆われている場所を指差す。

 その隣りから、健太が続ける。

「あそこで購入したものだけですが‥‥買った豆と金棒はお気に入りのホストに与えることが出来ます。それがウチの節分イベントなんです」

 健太の言葉に、更に和也が補足説明する。

「その支払った金額は、ドンペリなんかを飲んだのと同じ扱いになるので‥‥‥売り上げに貢献できます‥」

「ソレって‥‥‥本当なの?」

「はい」

「ねぇ‥‥愛‥‥金蓮‥白蓮‥‥あの‥おばさん達を‥‥‥‥」

「そうね‥‥これなら‥‥洋服とか時計を貢がせてくれない恋次君でも受け取ってくれるわよね」

「うんうん」

「白哉様に純金の金棒を貢げる‥‥嬉しい‥‥」

「受け取って‥‥‥‥笑ってくれるだけでイイ」

「うふふ‥‥‥イイ情報をありがとう‥」

「お礼に、何が欲しい?」

「僕達を指名して欲しいんです」

「そぉーねぇー」

「一度‥‥ぐらい‥‥だったら‥‥‥‥」

「ありがとうございます」

 一護達がテーブルに居ない間に、貴子チーム?と対抗する気になった唯達である。

 唯達をあおって?和也と健太はしっかりと指名を取り付けたのだった。

 勿論、それは一護からの指示だったことは言うまでも無い。

 ホストという仕事を始めてから、しっかりと性格がイイ方に進んだ一護であった。


 と、いうところで、今日はここまで、また明日‥‥‥出てたら良いな。ラズ&デュー

小ネタシリーズ10 藍染と一護のホストな日常・節分編2

 あはは、節分二日目ぇ~‥‥‥。
 何日で終わるかなぁ~‥‥‥‥。

 それでは、藍染と一護が勤勉?にお仕事している姿をお楽しみ下さい。

 藍染 一護  


 藍染と一護のホストな日常・節分編2


 貴子からのメールを受け取った一護が、さりげなくスマホを見て立ち上がる。

「すみません‥俺達を‥‥贔屓に‥している、お客様が到着したので‥‥‥ちょっと‥挨拶に行ってきます」

 立ち上がった一護に、愛が切なげに言う。

「えぇー‥‥行っちゃうのぉ‥‥」

 勿論、その隣りに居た唯もとぉーっても残念そうに言う。

「やっと‥恋次君を‥指名出来たのにぃ‥‥」

 そんな二人に、一護は立派な営業スマイルで答える。

「すみません‥‥オーナーの方針で‥一度でも指名してくれた‥お客様が‥来店した場合は‥‥必ず‥挨拶に行くことって‥‥毎日‥訓示されていますので‥」


 毎日、オーナーが、一度でも、指名してくれたお客様には必ず挨拶すること。

 指名してくれたってことは、そのお客様にとって好みのタイプなんだから、また指名してくれる可能性があるから‥‥‥‥。

 売り上げを上げるには小まめな営業もとい接待は必要だから‥‥‥‥。

 特に愛想笑いは、タダなんだから、決して惜しんではいけない。

 一に愛嬌、二に愛想、三に営業、四に接待‥‥‥‥。

 ただし‥‥お客様と寝たりしないこと‥‥。

 後々‥面倒なことになるから‥‥‥。

 枕営業が、発覚した場合は‥‥罰金‥‥減俸処分‥‥。

 再三の注意に従わない場合は‥‥解雇‥‥。

 ようするに‥‥クビ‥‥‥‥だからねなんて‥‥‥‥。

 よくまあ毎日,おんなじことを言うよなぁ‥‥‥‥。

 ホストに営業と接待って‥‥‥‥なんか‥‥‥‥微妙に違うような。

 まっ‥‥記憶喪失の惣と俺に取っちゃ‥助かるけどな‥‥‥。

 惣はそういうコトに長けてるかもしんねぇーけど、俺は経験って言ったら、惣とだけだから‥‥‥‥無理だもんなぁー‥‥‥‥。

 っと、さて、貴子さん達に挨拶してこなきゃ‥‥‥‥。

 はぁ~‥弟分っての選んどいて、ほんと良かったぜ‥‥‥。

 こんな時には必要だもんなぁ~‥‥‥‥絶対に。


 立ち上がった一護に、愛が頬を少し膨らませながら言う。 

「んもぉー‥‥恋次君ってば‥‥真面目なんだからぁー」

 そこに含まれるモノをあえて無視して、にっこりと笑いながら謝る。

「すいません‥‥そのかわり‥‥俺の弟分の和也と健太を呼びますから」

 一護の口に上った二人の名前に、唯はちょっとつまらなそうな響きを含める。

「和也クンと健太クンかぁ‥‥顔とか姿は‥‥イイんだけど‥‥いまいち‥‥‥‥なんだよねぇ‥‥」

「オーナーの訓示を守る真面目な恋次君が好きだから‥‥‥我慢して‥‥待っててあげる‥‥なるべく‥‥早く‥‥戻ってね‥‥」

「ありがとう‥‥優しくって可愛くて‥思いやりのある‥唯さんと愛さんが今日のお客様で本当に良かった」

 一護は二人に向かって爽やかに笑って言う。

 一方の藍染は、一護の唇を読んで貴子が来店したことに気が付いた。

 そして、自分に縋っているチャイニーズの二人に、にっこり笑って言う。

「ボクを贔屓にしている者が来たので‥‥ちょっとね‥‥」

 滅多に笑わない藍染の笑顔に、うっとりと見ほれた二人は黙って頷く。

 強引に了承を得た藍染は一護と一緒に貴子達のもとへと歩き出した。


 と、いうところで、今日はここまで、また明日‥‥‥出てたら良いな。ラズ&デュー

小ネタシリーズ10 藍染と一護のホストな日常・節分編

 本日からは、節分を書いてみようと思いまーす。
 貴子 裕子 綾子 和子 明日香 彩音 

 藍染と一護のホストな日常・節分


 さて、一月も下旬になると店では、節分の話題が出て来る。

 藍染と一護の努めている店では、毎月、その月にあわせたイベントがあったりする。

 二月は、節分とバレンタインである。

 この店では、節分も結構盛り上がるのだ。

 それは、通常通り小袋に豆が入っているモノの他に、小袋に豆の形をした銀や金が入っているモノをばら撒くから‥‥‥‥。

 店が用意した銀の豆や金の豆が入っている小袋を、贔屓のホストの為に客が買い求めるからだった。

 節分というイベントは、店の売り上げに、確実に響くモノだったりする。

 勿論、ホスト達の売り上げにもがっちり響くモノだった。

 なお、ここのオーナーは、宝飾品を扱う店も持っていた。

 正確に言えば、アパレル関係や時計関連、化粧品などの店も一族で持っていた。

 その一族の仲には、輸入高級車を扱う者も居たりする。

 オーナーは、落日の百貨店を相続したので、それを何とかする為に、女性がお金を使うホストクラブと男性がお金を使うキャバレーを作ったのだ。

 その為、身元が多少いい加減でも、ホストとして一週勤めて、売り上げがそれなりの額になったら、即、オーナーの店専用のカードが持てるのだった。

 その他に、オーナー一族が持っている、ちょっと?かなり?古いマンションだか、交通の便は結構いいかも‥‥という物件に、身元保証人無しで入居も出来るという美味しさに、一護が引っ掛かったのである。

 なお、最初の一週間のホストとしての売り上げは、藍染の能力を使ってちょっと?ズルっこをした一護だった。

 その時の話しは、本編の『泡沫の夢』で書きたいと思います。

              補足説明は、ここまで‥‥‥‥・


 一護と藍染を贔屓にしている貴子は、悩みを解決してくれたり、顔を立ててくれた二人に、ミニチュアの金棒(金の延べ棒を加工したモノ)を二本購入していたりする。

 今日も、友人二人と例の三人組みを連れて来店した。

 が、大変残念なコトに、一護と藍染は、別の人間をエスコート(同伴出勤?)して、今も接客していたりする。

 勿論、一護もセットでエスコートしているのを見てガックリする。

 その姿を見て、貴子達は、肩を竦めて苦笑する。

「あぁ~‥‥しっぱ~い‥‥」

「ほんと、残念‥って感じ‥‥‥‥」

「みんなの予定を刷り合わせしていたから‥‥‥」

「はぁ~‥白哉様‥を、予約指名出来なかったのが敗因って感じね」

 冷静に話す貴子に、同じように藍染を贔屓にしている友人の明日香がむっとした表情で答える。

「そぉーねぇー‥‥でも‥‥あの二人に会わずに帰るのはイヤよ」

 明日香に同調して、彩音もイライラした感情が滲んだ声で言う。

「勿論よ‥‥‥」

 それに対して、良いアイディアを出してもらって以来、一護を贔屓にしている綾子が、柳眉をきりきりと上げて言う。

「恋次君に張り付いているのは‥‥‥‥加藤代議士と江田代議士の孫よ‥‥ったく‥‥自分でロクに稼いでない小娘が‥‥‥‥」

「ええ‥‥本当に‥‥秘書とは名ばかりで何も出来ない小娘が‥‥‥‥ムカツクわ」

「ファッションとオトコにしか興味の無い淫乱が‥‥‥‥」

「白哉様に‥‥張り付いている‥‥あのオンナは‥‥どこかのアジアン娘?‥‥それともチャイニーズ?コリア?‥‥‥‥」

「そぉーねぇーどこのモノか‥‥判らないわ‥‥ねぇ‥‥貴子さん‥‥知ってる?」

 友人達が、イライラしながら会話している間、黙ってスマホを弄っていた貴子が、彩音の質問にさらりと応える。

「判らないわ‥‥でも‥‥恋次君に‥‥今‥‥メールしたから大丈夫でしょう」

「あっ‥‥アタシもそうすれば‥良かったなぁ‥」

「そうねぇー‥‥イライラ‥してる‥だけじゃダメね」

 案内された座席に座り、取り敢えずの飲み物を注文するのだった。


 と、いうところで、今日はここまで、また明日‥‥‥出てたら良いな。ラズ&デュー

小ネタシリーズ10 藍染と一護のホストな日常番外編

 今日は、藍染と一護がお仕事以外の時間をどう過ごしているかをお送りします。
 
藍染 一護 

藍染と一護のホストな日常番外編


 記憶喪失の藍染と暮らす一護は、最低限の一般常識を教える為にも、小まめにテレビのニュースや報道番組を見るようにしていた。

 以外に面倒見の良い一護だが、あまり現世に来るコトの無い隊長だった藍染に、現世の常識を仕込むのはやはり大変だった。

 それに、もともと藍染は、現世の常識も流行にも興味が無かったのは確かなコトだったし‥‥‥‥。

 藍染が、今まで現世に来るのは、死神としての仕事の合間か、サボりしか無かったのだから‥‥‥‥滞在時間も限られていたし‥‥‥‥。

 何故、仕事をサボってまで現世に来ていたか‥‥‥‥それは実験の為だったから。

 そのコトに数日で気が付いた一護は、藍染にコトあるごとにテレビを見せることにしたのだ。

  記憶喪失でヒヨコ状態の上、自分に恋愛感情をもって執着する藍染に、常識ある行動というものをとってもらう為に‥‥‥‥。

 だから、一護は、世の中の子育て中の母親と同じ様に?テレビのアナウンサーの言葉遣いを参考に話せと言ったり、今、もっとも注目されているニュースをネタに客と会話できるように覚えておけと言っておいて、食事の準備や家事をこなす時間を捻出したりしていた。

 そう言い含めたことには訳があった。

 そう藍染は、妙な不安を覚えたりすると、ところ構わず一護に抱きついてスリスリを始めるのだ。

 だから、自分が食事などを作る時や食後などは、特にテレビを見せるようにしていた。

 記憶喪失のセイで、今は何でも目新しい藍染は、素直にテレビに食い付いていてくれるので、それなりにテレビは重宝していた。

 そんな藍染と一護が、たまたま一緒にある番組を見ていて会話を始める。


 えぇーと、かなり記憶喪失だけど、記憶に有るかな?

 聞いてみなきゃわからないから、取り敢えず聞いてみるか?


「惣さん、あの〈瀞霊廷〉にある本屋って、この辺に比べるとどのくらいの数が有ったか覚えているか?」

 一護の質問に、藍染はちょっと首を傾げる。

 自分の中にある思い出せない記憶の部分では無いらしく、ソレらしい情報がポンッと浮かぶ。

「本屋?‥‥‥‥この辺りと比べたら‥‥かなり‥‥少ないよ」

 藍染の即答に、一護は質問を重ねる。

「本の種類は?」

 大量にあったとは記憶に無い藍染はサラッと答える。

「あんまり無いと思う」

 考える素振りもなく答える藍染に、一護はその部分の記憶はロックされていないことを知る。

 が、やはり、興味も有って質問を重ねる。

「ふぅ~ん、じゃあマンガとかラノベとかはあるの?」

「無いね」

 あっさりと言葉に、わりと本を読んだりするコトが好きな一護は残念そうに言う。

「それって‥‥‥‥詰まんないよな」

「大丈夫‥‥現世から‥‥取り寄せるって方法があるから」

「ふーん‥‥それって‥‥浦原商店?」

「それだけじゃ無いよ」

「えっ?」

「現世滞在勤務している死神に、頼んで買ってもらうんだよ」

「あっ‥‥そうか‥‥じゃ‥‥こっちと同じ値段なんだ‥‥」

「いや‥現世の値段の最低二割増しだよ‥‥‥」

 あまりに簡単に躊躇なく答えるので、流石の一護も疑問がわき上がる。

「そうなんだぁ‥‥って‥‥惣さん‥‥記憶が戻ったの?‥‥」

 一護の質問に首を振りつつも、何故の部分の答えを自分なりに考えて言う。

「いや、残念だけど‥失った記憶が戻った訳じゃ無い‥‥会話の中から自然に出で来るから、喪失した部分じゃなかっただけだと思う‥‥‥うーん‥と‥ボクは‥‥周りに合わせる為と‥たぶん‥‥自分達専用の【義骸】を開発する為に現世の医学や薬学や科学関連の書籍を読んでいたからじゃないかな?‥‥‥‥その為に色々苦労したことがふっと浮かんできたし‥‥‥‥」

 藍染の記憶喪失者らしからぬ、躊躇無い行動の理由の一端を知って一護は納得する。

「ふーん‥‥だから浦原さんの【義骸】に入っていた発信機を苦も無く取り出して‥‥俺の姿をした【義骸】にひょいっと入れることが出来たんだな」

 妙に納得する一護に、藍染も自分の行動原理や記憶喪失なのに、聞かれれば答えられる記憶が存在する理由に納得しつつ、今の質問の意味を考える。

「そうかもしれないね‥‥‥‥ところで‥‥さっきの‥‥質問って?」
 藍染からの問い掛けに、一護もあっさりと自分の疑問を口にする。

「日本は本の種類が豊富で値段も安いし、本屋の数も多いって、さっき言っていたから‥‥こっちと〈瀞霊廷〉も一緒なのかなぁー‥‥って、単純に思ったんだ」

 一護の言葉に、藍染は首を傾げて、記憶にある感情や思いをポツポツと答える。

「死神は忙しいし‥本の値段は‥現世よりかなり高いから‥‥こっち程‥‥趣味?娯楽?って感じでは読まないよ‥‥」

 死神の日常の一端を聞かされ、一護は納得する。


 そう言えば、ルキアも俺の部屋でゴロゴロしながら、テレビを見ている以外の時は、マンガや小説をとにかく読んでいたな。


 ルキアが自分の部屋に棲み憑いていた時の行動を思い出し、嘆息しながら言う。 

「そっかー‥‥なんか‥‥寂しいよなぁ」

 しみじみと言う一護に、藍染は何気なく答える。

「そうだね‥‥だから‥‥死神達の専用雑誌(死神通信)があるのかもね」

 死神の日常にある雑誌に興味を刺激された一護は聞き返す。

「それってどんなモノ」

 聞き返された藍染は、一応は読んでいた筈の内容が思い出せず首を振る。

「ゴメンね‥内容までは‥‥‥」

 藍染の様子に一護は納得する。

 あっ‥‥‥もしかして、藍染の記憶喪失って死神関連が消えているのか?‥瑣末なコトは思い出せる状態だけど‥‥‥踏み込んだトコロは思い出せないってことかな?‥

 

 が、実際のところは判らないので、一護はそのコトを口にするコト無く頷いて言う。

「そっかー‥‥ってコトは‥‥〈瀞霊廷〉に住む〈死神〉達も海外と同じってコトかぁ‥‥‥‥でも‥‥同じ‥‥日本なのになぁ?」

 しみじみと呟く一護に、藍染は首を振る。

「一護、流魂街の住人は文字も読めない者も、結構いるんだよ‥‥それに‥‥下にいけば、食べるだけで‥‥精一杯だから‥‥本なんって読む暇も無いんだよ」

 そのセリフに一護は納得する。


 そう言えば、ルキアや恋次が言ってたもんなぁー‥‥‥‥。

 流魂街では、盗む以外食べ物を得る方法が無かったって‥‥‥‥。

 あとは、身売りとか‥‥‥しかないって‥‥‥‥。


「そっかー‥‥識字率の問題もあるのかぁー‥‥読む人間が居てこそ、本も売れるもんなぁー‥‥ありがとう惣さん‥‥」

 一護からのお礼の言葉に、藍染はにっこりと嬉しそうに笑うのだった。


 と、いうことで、今日はこれでお仕舞いです。ラズ&デュー


 追伸‥‥‥‥テレビで、日本は本屋が多く種類も豊富で安価で手に入るというコトを言っていたので、こういう話題にしました。

 長年、コミケに来日する外国人が大量買いするのを見て、同人誌を高いと思わないのかなぁーと思っていたのですが、たまたまその答えを知る機会があったので‥‥‥‥。

 サークルと言っても、大半が個人なので、印刷所で大量印刷しても、市販の書店よりどうしても高くなるのに‥‥‥‥。

 そっかぁー‥‥‥‥海外には、本屋が少なく、種類も少なく、かなり高い、そしてなにより、立ち読みみたいなコトは出来ないと、改めて知りました。 


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ブラック・ベリィ

Author:ブラック・ベリィ
ブラック・ベリィはラズ・ベリィ&デュー・ベリィの二人サークルです。メインは二次小説ですが、オリジナル小説も有ります。剣と魔法のファンタジーなども書く予定です。
現在はブリーチや黒子にハマッてます。

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