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小ネタシリーズ1 ひな祭り編2

ひどい風邪で、ぶっ倒れてしまったので、ちょっと時期的には遅くなってしまいましたが、ウチのキャラ達で、ひな祭りをテーマにした会話をしてもらいました。

ブログ初の小ネタシリーズ 一番手は、BLEACHキャラ 白哉と一護を召喚してみました。
一護 白哉 コン ばあや 色が、各自のセリフです。

 ひな祭りは静かに終わらなかった2

※この小説の前半は、DLさんの方のブログに書かれてます。



朽木邸の屋敷の広間の一つへと向かう白哉に、一護は内心で溜め息をついていた。
が、そんなことお構いなしの白哉は、一護の二の腕を掴んだまま、廊下を進み、障子をガラッと開ける。
「ここが、ひな人形を‥‥」
言いかけて、途中で絶句した白哉に、一護も部屋を覗き込んで納得する。
「あのぉ‥‥ひな壇が‥‥モル段になってますけどぉ」
そこには、モルモットで作られたひな壇が、中央に堂々と鎮座していた。
「ちっ遅かったか。既に夜一の魔の手が‥‥」
白哉の口惜しげなセリフを聞き流しながら、一護は溜め息を吐いた。
「ああそう‥‥‥夜一さんってば、本性が猫だから‥‥」
一護の感想に、白哉は自分のやりきれない気持ちを訊いてもらおと、訴える。
「夜一に‥何度‥‥言っても、私がルキアと見たいのは、ひな人形だというのに‥‥あやつの耳は飾りでしかない。あやつがねずみを飾るものだから、ルキアがうさぎを飾りたいと駄々を捏ねて困るし‥‥」
白哉の訴えに苦笑しながら、モルモットの群れを見上げて肩をすくめる。
「あー確かに困るよな。ひな祭りの本来の目的は、人形に災厄を肩代わりして貰う為にやるもんだからなぁ‥‥モルモットに災厄を押し付けるなんてある分けないしな。判った俺が人形を飾ってやる」

「お前がそうしてくれると助かる」
「へいへい、ばあやさん達を呼んでくれ、さっさとすませよう」
「ああそうだな」
ひな壇に飾られているモルモットが人形だと思っていた一護は、ひょいっと一匹を掴んでギョッとする。
「モルモット達は‥‥‥えっ‥‥なまもの‥‥箱に‥‥いや、ゲージ‥‥ここに、そんなもん‥有る筈ねぇーから‥‥金網を張った箱に入れるか」
いったい、どうやって、こんな風に何時間?いや、へたすると何日もか?
ここに、おとなしくさせておくんだ?と、思いながらも、さっさと帰りたい一護は、好奇心を押し殺す。

「一護」
白哉の問いかけを含んだ声に、一護は説明が必要か?と思いつつも、答える。
「だから、生きてるんだからその辺に放したら繁殖して大変なことになるだろ」
「いや、いつも、夜一がそのまま引き取るから‥‥」
「そう、でも、今は夜一さんが居ないから、箱に入れておこうな‥‥」
モル段の後ろに隠されていた箱を目ざとく見つけた白哉は、一護に訊いてみる。
「このような箱で良いのか」
ああ、やっぱりモル段撤収用の専用箱があったか、良かった。
内心をおくびにもださず、一護は頷く。

「ああこんなモンでイイだろう。俺が、モル達をしまっている間に、ばあやさん達を‥‥」
「判った呼ぼう」
一護の指示に、白哉は頷き鈴のようなモノを鳴らす。
ほどなく、ばあや達が現れる。

「あの手伝いに参りましたが」
状況を察したばあや達が、一護をみて、モル達を入れる箱をモル段の前に引き出し、蓋を開ける。
「‥‥あっ‥助かります‥‥‥モルは俺が入れます。ばあやさん達は、人形を飾りたいので、そちらを箱から出してください」
「はい」
「一護、私は何をすれば良い」
「あ‥‥モルが乗っていたんだから、ひな壇として使えないから、これを除けて、新しいひな壇を持って来てモウセンを掛けてくれ」
「判った」
「白哉、じいやさん達にやらせろよ。お前は指示するだけでイイからさ」
「私が自分でやってはダメなのか‥‥ルキアの為に色々したいのに‥‥」
「ぶつぶつ言ってる暇あったら、じいやさん達を呼んで来いよ」
「お前は、冷たい」
「ああなんだって」
更に冷たく言い返され、白哉はフッと嘆息する。
「なんでもない」
「だったら、さっさとやれよ。夜一さんが戻ってきて、またモル段やったり、ルキアがウサ段作ったりしたら、もっと面倒になるだろ」
一護のセリフに白哉は、その可能性に、ハッとする。
「ああそうだな。早く終わらせよう」
「判ればいいんだよ」
白哉は、慌ててじいや達を呼びに出る。
どうやら、じいやさん達は、あの鈴みたいなモンの音が聴こえる範囲に居ないようだな。

さて、今のうちに片付けなきゃ」

数時間後。
白哉は、感慨深げに、一護がばあや達と飾りつけたひな壇を見上げて呟く。
「久しぶりに、ひな人形のひな壇を見た気がする」
「‥‥‥」
「ありがとう、一護」
「んじゃ、俺は帰るから」
そのセリフに、てっきり泊まって行くと思っていた白哉は、一護の興味を引く為に問いかける。
「ルキアや恋次に会っていかぬのか?」
「いや、ルキアや恋次に会ったら、夜一さんにも遭遇する可能性があるから‥‥」
「夜一がどうかしたのか?」
「あぁ‥‥『ワシのモル段を撤去した代わりに、ひな人形を見ながら酒でも飲むか』なんて言われるのはゴメンだから」
一護の判るだろう?的なニュアンスに、ちょっと残念と思いながら、白哉は頷く。
「そうか、では送ろう」
白哉が素直に開放してくれると判った途端、元来の好奇心が顔を出す。
「ああ‥‥ところで、夜一さんとの関係は?」
「あれの従姉妹が、私の母なのだ」
「へえー‥‥‥遠くねぇ?」
「そうか」
「‥‥あっ‥‥田舎の親戚付き合いって考えるんだったら、確かに身内の範疇だよな」
自分がかなり失礼なことを言っている自覚のない一護に、白哉はポツリと呟く。
「田舎‥‥」
「だって、俺の住んでるとこじゃ、もうそれぐらいになると、親戚扱いしない関係だもん」
「‥‥‥」
「それに旧暦なんて使わないし、日常着に着物なんて着ないしな。ここの常識は、少なく見積もっても、百年ぐらいは前の常識ってかんじだよな。現世と比べれば」
「‥‥現世か‥‥ならば仕方あるまい」
「て、ことで撤収」
「判った、お前の休みの日に改めて迎えに行こう、時間を空けておけ」
「はぁ~い判りました」
こうして、一護は次の迎えの確約を白哉に取られながらも、現世へと帰ったのだった。

おしまい
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ブラック・ベリィ

Author:ブラック・ベリィ
ブラック・ベリィはラズ・ベリィ&デュー・ベリィの二人サークルです。メインは二次小説ですが、オリジナル小説も有ります。剣と魔法のファンタジーなども書く予定です。
現在はブリーチや黒子にハマッてます。

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