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小ネタシリーズ8 完現術者と滅却師と死神代行97

 小ネタシリーズ8
 完現術者と滅却師と死神代行97
 雨竜


 雨竜は、一際輝く銀柱から、透明な水晶で出来たグラスを六個取り出す。

 そして、その部屋で一番大きな銀水晶の中から、銀で出来た首の部分に封印を付けたボトルを慎重に取り出した。

 濃密な霊子と、聖別された真紅の貴腐葡萄から作られた、芳醇で貴重なワインを月光のもとで調合することによって作られた霊酒。

 その貴重な霊酒で満たしたボトルなので、ちょっとした衝撃でも、シュプレンガーの数倍の爆発を起こすのだ。

 霊子が濃密に凝縮されているが故に。


 よし‥これで、材料は‥‥全部‥揃ったな‥‥‥。

 後は、呪陣を描く為の青水晶の粉を取り出せば終わりだ。


 雨竜は床に、陣を描き始める。

 テーブルに置いておいた、それぞれの材料を、陣の定められた場所に置く。


 ‥‥‥これで、呪陣を描く準備は完璧に出来た。

 後は、呪陣を描いて、使役するモノを創造する呪文を唱えるだけだ‥‥‥。


 雨竜は、床に呪陣を青水晶の粉で描くという作業を淡々とこなした。

 呪陣を描く作業を終えた雨竜は、霊子の入った銀筒を手に取る。

 色とりどりの水晶‥銀で出来た鎖‥聖水‥香木を、順番に描き終えた呪陣の上に置いて行った。

 全てを定位置に置いた雨竜は、静かに一番目の呪文を唱え始める。

「光と闇の精霊よ‥火炎と大気の精霊よ‥大地と水の精霊よ‥‥あまたの精霊に請い願わん‥‥‥善も悪も‥聖も濁‥喜びも悲しみも‥あらゆる感情に支配されし、この現世にしばし滞在できる‥聖なる器を編み上げますゆえ‥‥その眷属をこの地に降ろし給うことを、ここに請い願わん‥‥」

 雨竜の呪文が終わる頃に、呪陣の上に色とりどりの淡い煌めきを宿すもやが現れる。

 それは、第一段階の召還が無事に出来た証しだった。


 と、言うところで今日はここまで、また明日。

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ブラック・ベリィ

Author:ブラック・ベリィ
ブラック・ベリィはラズ・ベリィ&デュー・ベリィの二人サークルです。メインは二次小説ですが、オリジナル小説も有ります。剣と魔法のファンタジーなども書く予定です。
現在はブリーチや黒子にハマッてます。

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