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小ネタシリーズ10 藍染と一護のホストな日常番外編

 今日は、藍染と一護がお仕事以外の時間をどう過ごしているかをお送りします。
 
藍染 一護 

藍染と一護のホストな日常番外編


 記憶喪失の藍染と暮らす一護は、最低限の一般常識を教える為にも、小まめにテレビのニュースや報道番組を見るようにしていた。

 以外に面倒見の良い一護だが、あまり現世に来るコトの無い隊長だった藍染に、現世の常識を仕込むのはやはり大変だった。

 それに、もともと藍染は、現世の常識も流行にも興味が無かったのは確かなコトだったし‥‥‥‥。

 藍染が、今まで現世に来るのは、死神としての仕事の合間か、サボりしか無かったのだから‥‥‥‥滞在時間も限られていたし‥‥‥‥。

 何故、仕事をサボってまで現世に来ていたか‥‥‥‥それは実験の為だったから。

 そのコトに数日で気が付いた一護は、藍染にコトあるごとにテレビを見せることにしたのだ。

  記憶喪失でヒヨコ状態の上、自分に恋愛感情をもって執着する藍染に、常識ある行動というものをとってもらう為に‥‥‥‥。

 だから、一護は、世の中の子育て中の母親と同じ様に?テレビのアナウンサーの言葉遣いを参考に話せと言ったり、今、もっとも注目されているニュースをネタに客と会話できるように覚えておけと言っておいて、食事の準備や家事をこなす時間を捻出したりしていた。

 そう言い含めたことには訳があった。

 そう藍染は、妙な不安を覚えたりすると、ところ構わず一護に抱きついてスリスリを始めるのだ。

 だから、自分が食事などを作る時や食後などは、特にテレビを見せるようにしていた。

 記憶喪失のセイで、今は何でも目新しい藍染は、素直にテレビに食い付いていてくれるので、それなりにテレビは重宝していた。

 そんな藍染と一護が、たまたま一緒にある番組を見ていて会話を始める。


 えぇーと、かなり記憶喪失だけど、記憶に有るかな?

 聞いてみなきゃわからないから、取り敢えず聞いてみるか?


「惣さん、あの〈瀞霊廷〉にある本屋って、この辺に比べるとどのくらいの数が有ったか覚えているか?」

 一護の質問に、藍染はちょっと首を傾げる。

 自分の中にある思い出せない記憶の部分では無いらしく、ソレらしい情報がポンッと浮かぶ。

「本屋?‥‥‥‥この辺りと比べたら‥‥かなり‥‥少ないよ」

 藍染の即答に、一護は質問を重ねる。

「本の種類は?」

 大量にあったとは記憶に無い藍染はサラッと答える。

「あんまり無いと思う」

 考える素振りもなく答える藍染に、一護はその部分の記憶はロックされていないことを知る。

 が、やはり、興味も有って質問を重ねる。

「ふぅ~ん、じゃあマンガとかラノベとかはあるの?」

「無いね」

 あっさりと言葉に、わりと本を読んだりするコトが好きな一護は残念そうに言う。

「それって‥‥‥‥詰まんないよな」

「大丈夫‥‥現世から‥‥取り寄せるって方法があるから」

「ふーん‥‥それって‥‥浦原商店?」

「それだけじゃ無いよ」

「えっ?」

「現世滞在勤務している死神に、頼んで買ってもらうんだよ」

「あっ‥‥そうか‥‥じゃ‥‥こっちと同じ値段なんだ‥‥」

「いや‥現世の値段の最低二割増しだよ‥‥‥」

 あまりに簡単に躊躇なく答えるので、流石の一護も疑問がわき上がる。

「そうなんだぁ‥‥って‥‥惣さん‥‥記憶が戻ったの?‥‥」

 一護の質問に首を振りつつも、何故の部分の答えを自分なりに考えて言う。

「いや、残念だけど‥失った記憶が戻った訳じゃ無い‥‥会話の中から自然に出で来るから、喪失した部分じゃなかっただけだと思う‥‥‥うーん‥と‥ボクは‥‥周りに合わせる為と‥たぶん‥‥自分達専用の【義骸】を開発する為に現世の医学や薬学や科学関連の書籍を読んでいたからじゃないかな?‥‥‥‥その為に色々苦労したことがふっと浮かんできたし‥‥‥‥」

 藍染の記憶喪失者らしからぬ、躊躇無い行動の理由の一端を知って一護は納得する。

「ふーん‥‥だから浦原さんの【義骸】に入っていた発信機を苦も無く取り出して‥‥俺の姿をした【義骸】にひょいっと入れることが出来たんだな」

 妙に納得する一護に、藍染も自分の行動原理や記憶喪失なのに、聞かれれば答えられる記憶が存在する理由に納得しつつ、今の質問の意味を考える。

「そうかもしれないね‥‥‥‥ところで‥‥さっきの‥‥質問って?」
 藍染からの問い掛けに、一護もあっさりと自分の疑問を口にする。

「日本は本の種類が豊富で値段も安いし、本屋の数も多いって、さっき言っていたから‥‥こっちと〈瀞霊廷〉も一緒なのかなぁー‥‥って、単純に思ったんだ」

 一護の言葉に、藍染は首を傾げて、記憶にある感情や思いをポツポツと答える。

「死神は忙しいし‥本の値段は‥現世よりかなり高いから‥‥こっち程‥‥趣味?娯楽?って感じでは読まないよ‥‥」

 死神の日常の一端を聞かされ、一護は納得する。


 そう言えば、ルキアも俺の部屋でゴロゴロしながら、テレビを見ている以外の時は、マンガや小説をとにかく読んでいたな。


 ルキアが自分の部屋に棲み憑いていた時の行動を思い出し、嘆息しながら言う。 

「そっかー‥‥なんか‥‥寂しいよなぁ」

 しみじみと言う一護に、藍染は何気なく答える。

「そうだね‥‥だから‥‥死神達の専用雑誌(死神通信)があるのかもね」

 死神の日常にある雑誌に興味を刺激された一護は聞き返す。

「それってどんなモノ」

 聞き返された藍染は、一応は読んでいた筈の内容が思い出せず首を振る。

「ゴメンね‥内容までは‥‥‥」

 藍染の様子に一護は納得する。

 あっ‥‥‥もしかして、藍染の記憶喪失って死神関連が消えているのか?‥瑣末なコトは思い出せる状態だけど‥‥‥踏み込んだトコロは思い出せないってことかな?‥

 

 が、実際のところは判らないので、一護はそのコトを口にするコト無く頷いて言う。

「そっかー‥‥ってコトは‥‥〈瀞霊廷〉に住む〈死神〉達も海外と同じってコトかぁ‥‥‥‥でも‥‥同じ‥‥日本なのになぁ?」

 しみじみと呟く一護に、藍染は首を振る。

「一護、流魂街の住人は文字も読めない者も、結構いるんだよ‥‥それに‥‥下にいけば、食べるだけで‥‥精一杯だから‥‥本なんって読む暇も無いんだよ」

 そのセリフに一護は納得する。


 そう言えば、ルキアや恋次が言ってたもんなぁー‥‥‥‥。

 流魂街では、盗む以外食べ物を得る方法が無かったって‥‥‥‥。

 あとは、身売りとか‥‥‥しかないって‥‥‥‥。


「そっかー‥‥識字率の問題もあるのかぁー‥‥読む人間が居てこそ、本も売れるもんなぁー‥‥ありがとう惣さん‥‥」

 一護からのお礼の言葉に、藍染はにっこりと嬉しそうに笑うのだった。


 と、いうことで、今日はこれでお仕舞いです。ラズ&デュー


 追伸‥‥‥‥テレビで、日本は本屋が多く種類も豊富で安価で手に入るというコトを言っていたので、こういう話題にしました。

 長年、コミケに来日する外国人が大量買いするのを見て、同人誌を高いと思わないのかなぁーと思っていたのですが、たまたまその答えを知る機会があったので‥‥‥‥。

 サークルと言っても、大半が個人なので、印刷所で大量印刷しても、市販の書店よりどうしても高くなるのに‥‥‥‥。

 そっかぁー‥‥‥‥海外には、本屋が少なく、種類も少なく、かなり高い、そしてなにより、立ち読みみたいなコトは出来ないと、改めて知りました。 


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ブラック・ベリィ

Author:ブラック・ベリィ
ブラック・ベリィはラズ・ベリィ&デュー・ベリィの二人サークルです。メインは二次小説ですが、オリジナル小説も有ります。剣と魔法のファンタジーなども書く予定です。
現在はブリーチや黒子にハマッてます。

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